<< October 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

ネコのミヌース

0
    評価:
    フィンセント・バル,アニー・M・G・シュミッド,タマラ・ボス,バーニー・ボス
    エイベックス・トラックス
    ---
    (2006-01-25)

    評価:
    アニー・M.G. シュミット
    徳間書店
    ¥ 1,512
    (2000-06)

     【あらすじ】
     人に話しかけることもままならない落ちこぼれ新聞記者の主人公は、あるとき木に登って降りられなくなってる女性と出会う。なんでも犬が怖いのだとか。そして、彼女は言う「私は猫だ」と。

     【感想】
     人間になった猫ミヌースを演じる女優さんの猫演技がなんともおかしかった。鼻で挨拶するとか、屋根に登って猫会議とか、猫の生態が知れて猫好きにはたまらない映画。
     物語のテンポも早く面白く、子供が見ても飽きないつくり。
     あと、主人公役の人が杉本哲太さんに激似です。
    葉風 * 映画 * 15:53 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

    世界最速のインディアン

    0
      評価:
      サントラ
      ビクターエンタテインメント
      ¥ 1,703
      (2007-01-24)

      【あらすじ】
      ニュージーランド南端の小さな町。
      大好きなバイクをいじることが生きがいで、雑草が生え放題の小さなボロ家に一人で暮らしている老人が主人公。暗いうちから起きてバイクを轟かせ近所迷惑をかけたり、まわりからは少し変わり者扱いをされてる。彼の愛車は、1920年型インディアン・ス カウト。夢はこのインディアン号でライダーの聖地、アメリカ・ユタ州のボンヌヴィル塩平原で行われる大会で世界記録に挑戦すること。60歳を過ぎ、年金暮らしの彼には夢のような話だが、このまま夢で終わらせたくない、と決心を固めたバートはインディアン号とともにユタ州へ向かう―。

      【感想】
      見終わった後に知りましたが、これって実話なんですね。
      主人公の老人が前向きで穏やかで元気がよく、とても楽しめました。
      タ イヤの余分な部分をナイフで削り落としたり、独自の理論で整備された一見おんぼろなバイク。こんなものが走れるのか?という考えをかっ飛ばすような加速。 しかし、主人公と同じように体にガタが来ている。バイクを船に積むときも雑な扱いをされたり、ニュージーランドの片田舎から初めてのアメリカ旅行に出てき て都会の喧騒に翻弄されたりと、観ていて無事に大会までたどり着けるのかとハラハラ。僕も原付きですが二輪に乗ったりするので、時速200キロを超す速度を出す場面には、手に汗握りました。
      途中で様々なトラブルに巻き込まれますが、なんとか大会会場へ。しかし、そこで衝撃の事実が…w
      この見守りたくなるような一見頼りなさそうな主人公のおじいちゃんを演じているのは、あの『羊たちの沈黙』でレクター博士役のアンソニー・ホプキンスさん。猟奇的な演技から打って変わった、彼の穏やかな演技も楽しめました。
      続きを読む >>
      葉風 * 映画 * 17:45 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

      映画『風立ちぬ』

      0
         観てきました。前評判通り、大人向けの静かな構成の映画でした。映画館に来ていた子供は眠っていました。ハリウッド映画のようにはじめにド派手なアクションや山場谷間のはっきりした映画を望んでいる人には退屈な映画となるでしょう。どちらかというヨーロッパ映画よりの構成ですね。
        宮崎駿さんが描きたかったであろう飛行機や、零戦にまつわる話など、心置きなく長編映画を止める前にやりたかったであろうことがふんだんに盛り込まれてて、随分楽しんでつくったんだろうなという気持ちがひしひしと伝わってきます。
        主人公とヒロインの恋愛模様も、静かに相手を大切に思う昔の日本にあった微笑ましいものに仕上がってました。ああいったものは恋愛じゃないって人は、人から大切にされたこともしたこともないような人なんでしょうか。
        物語の後半に第2次世界大戦が始まるところになってくると、GHQの洗脳教育をもろにくらった宮崎駿さん世代の方たちのスイッチが入って、例の軍部はアホだった戦争はただただ悲惨なものだというおなじみ感情的な文句が出てきますが、まあ僕は笑って受け流しますが。ひとつ粗があったらすべてダメと、僕は決めつけません。
        物語の中には岡田斗司夫さんがニコ生でおっしゃってたような、隠喩表現がふんだんに取り込まれていたようでした。煙だけを残して去り、ここを魔の山だと言ったドイツ人のおじさん。夢の中に出てくる奇妙は飛行船や、すし詰めにされた飛行機の中で引っ張りだこになる主人公など。これは『カリオストロの城』からずっと続いてますね。
        静かないい映画でした。
        葉風 * 映画 * 00:00 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

        『パラノーマン』は明日まで

        0
           ひとコマひとコマ、人の手をつかって人形などを動かして作ったストップモーションアニメ『パラノーマン』、シンプルなストーリーラインの中にも奥深い人間模様。
           関東は明日までだそうです。





          CGでところどころ修正してますが、これは”実写”です。
          葉風 * 映画 * 23:42 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

          流れ

          0
             日本実写映画界からアニメ業界への人材流失を考える。
             こういった話は十年以上前から言われている。「実写のほうに来てくれれば、良いもの撮ってくれそうなのに何でアニメのほうへ行ったのか・・・」、そんな関係者のぼやきもあったりする。そこで、いくつかそのわけを取り上げてみた。

            ・手塚治さんや宮崎駿さんなど素晴らしい作品を世に送り出す方々が多く、それらを子供のころに見て育ったから。
            ・『起動戦士ガンダム』以降、子供無視の大人向け難しいアニメを作れるようになったから。
            ・広い荒野や映画に協力的な都市などロケ地が少なく、アニメだったらそれが容易く作れるため。
            ・予算が少なく、特にSF映画志望の人たちにとって『スター・ウォーズ』などのハリウッド作品に対抗するため。
            ・実写の業界では、十年以上も下積みをしてやっと助監督になれるかくらいだけど、アニメの業界では20代で演出、30代でアニメ監督を勤めている人がざらにいるから。
            ・元々人付き合いが苦手な人が多いから。現場で大声出して仕切るなんて、とてもとても・・・。
            ・芸能関係では見えない力関係があって、監督の意向より芸能事務所のほうのゴリ押しで配役が勝手に決められたりして、わがままな俳優(女優)をあてがわれそうだから。
            ・アニメでは物語を順を追って撮影でき、コンマ単位で監督の思い通りにできるから。
            ・より「ものづくり」に近いため。

             とりあえず、こんなところでしょうか。
            葉風 * 映画 * 04:50 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

            ポニョに触れて

            0

               また「崖の上のポニョ」について書き込んでいきたいと思います。
               前の記事のリンク先を見て「そんなの考え過ぎだよ」という人のために、事実だけを取り上げてみます。


              ・音楽担当の久石護さんは曲を作るにあたって、宮崎さんに裏設定について説明を受けたのか。
               「死後の世界、輪廻(りんね)、魂の不滅など哲学的なテーマを投げかけている。
                でも、子供の目からは、冒険物語の一部として、自然に受け入れられる。
                この二重構造をどう音楽で表現するか。そこからが大変でした」

               と読売新聞のインタビューで話す。

              ・話の途中で出会うボートに乗った赤ちゃん連れの夫婦は、パンフレットにもあるように
              “大正時代の人”という設定。
               つまり、この世の人ではなく、あの洪水にのまれた世界は黄泉の国(あの世)あたり

              ・宗助のことを「そうすけ」と呼ぶ人と「そうちゃん」と呼ぶ人がいること。


               他にもいろいろありますが、これだけでもポニョという映画の見方が、ガラリと変わってくるのではないでしょうか。一見子供向きアニメーションだけに、僕はゾクゾクッと背筋が凍りました。確かにこれは、小さな子供が見ると楽しいかもしれませんが、その子がどんどん大きくなって歳をとってから見ると・・・。ただ小さな子供がみんながみんな楽しがっていたかというとそうでもないみたいで、宮崎さんが見たかぎりでは、子供ウケは大人しいもので落ち込んだようです。

               ここからは僕の考え。なぜ前の記事で「しっかり生きてくれよ・・・」という思いを込められたと感じたのか。「ポニョ」を映画館で初めて観てまず感じたのは、なんとも言えない“不気味さ”。
              知ったかぶりな大人が
              「何言ってんだ!これは子供にしか面白さがわからない、純粋な映画なんだ!知ったかぶりすな!」
              などと言っているが、やはり不気味であり、オソロシイ。ここが宮崎駿さんの狙い目ではないか。
              オソロシイという言葉は何も暗いものではない。人の死、特に親しい者の死を目の前で見ると、死というものは身近にあり、今自分が生きていることについて真剣に何か感じさせる。
               今回の作品にはメッセージ性のようなものがない。これまでの何かしら観ているものに訴えるものがあったジブリ映画を観てきた人なら、「ポニョ」はかなり異様に映るだろう。宮崎駿さんはナウシカの頃から「地球の自然のためなら、人がいなくなったほうが一番いい」というようなことを言っている自然至上の人。
               皆さんは森に入ったことはあるだろうか。あの奥に何があるのか想像もつかないわくわくと恐ろしさを味わったことはあるだろうか。特に子供の頃だとそういった覚えがあるのではないだろうか。「ポニョ」はその昂ぶった気持ちを映画で創って見せたのではないか。それまでに散々、輪廻転生や生きることと死ぬことなどを連想させることを見せておいて、はっきりとした答は無い。そこからくるオソロシサに、自然の営みを保ってほしい、あちら側との境を守って欲しいというような気持ちが込められているように思う。想い出してほしい、子供頃に抱いていたオソロシイ気持ちを、と。宮崎さんは自衛隊が町をぶっ壊すシーンを描いてたりと「左翼だ」「左翼だ」と言われているけど、心根はとっても保守的なんじゃないだろうか。
               
               ポニョの解釈を読んで、なぜ一神教が胡散臭く感じてしまうかより明らかになったような気がする。かなり前に、例えその人は死んだとしてもその人がいなくても回れるように世の中はできているということをこのブログで書き込みました。そして、そこには人が考えた生きる意味など消え失せる「無」の存在があり、人々はそのことに恐れをなしゴッドだアッラーなどと心を落ち着かせようとする。そもそもこの世を司る「何か」をそうやって、一つに決め付けること自体が「無」から生まれる「限り」から遠ざけ、閉じた世界つまりは「死」へと向かわせるものではないか。この世の人にはその「何か」にはこの世の石や水、太陽を通してしてしか感じることはできない。何故かっていうと、そういうことだからとしか言いようの無い。それをこれはゴッドの御意志だとか、メシアが救ってくれるだのとおこがましいことを考えてしまうので、争いの苦しみや分かり合えない苦しみなどをもたらしたのだと思う。
               人の作り出した絶対神、唯一人の神、合理主義、無神論という逆説絶対神は人々に「死」をもたらす。太陽や水などに潜む「何か」は「命」をもたらす。そんなオモイが「ポニョ」について考えたとき、頭を過ぎりました。

               おそらく「ポニョ」の中の暗喩ってこういう“答え”ですよね?とスタジオジブリに聞いても、そ知らぬ顔をされるだろう。
               何か一つに答えは無い。僕らひとりひとりその時その場所に“応え”はある。

               ポニョの謎を示してくれた人、ありがとう!



              追記:何かと厳しいトキというおばあさんが、実をいうと宮崎駿さんのお母さんを重ねたものだったとNHKの番組で語っていた。これを知った時、
              「母さん。僕もそろそろ、そちらにいく歳に近づいてきましたよ」
              と映画で最後に宗助とトキさんが抱き合うところで言っているように感じた。
              葉風 * 映画 * 19:06 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

              再びポニョ

              0
                評価:
                ---
                ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
                ¥ 3,615
                (2009-07-03)
                みんな心がない(笑)
                1度見ただけでは
                買わなくてもテレビ放送を見るだけで十分な作品

                評価:
                ---
                ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
                ¥ 6,837
                (2009-12-08)
                見てるほうもイライラする
                映像の資料的価値しかない
                宮崎先生と僕が出逢った(笑

                 昨日金曜ロードショーでやってた「崖の上のポニョ」をもう一度観た。やっぱり、子供向けとは思えぬなんだかダーティーな隠喩に溢れた作品だなぁと感じた。展開が不自然すぎる。なんでどうしても宗助のお母さんは家に帰りたかったのか。一夜明けると夢の中のような世界が広がっていたのか。「千と千尋の神隠し」の千尋と同じようにトンネルを怖がるポニョ。
                 宮崎駿さんのことについて詳しい人が言うには、宮崎さんは隠喩などの隠されたメッセージをさりげなくよく入れているらしい。例えば、水面から上がってきた兵隊たちによって、床にじわじわと水が広がっていくカット→これから起きる血みどろの戦いを無意識に連想させるなど。そういう風に見ていくと宮崎作品というものは、また違った形に見えてくる。こういったことは本物のアニメオタクの人の話を聞いてみるといいかもしれない。
                 今回のポニョも「実を言うとみんな死んでいて、誰かが見ている夢なんじゃないか」なんていう人もいる。前にも書き込んだように、キリスト教の新約聖書に出てくるさまざまな奇跡と関わりがあると思うので、それは違うとは思うのだが真相は分からない。ただ、やはり宮崎駿さん、出てくるキャラクターが本当に活き活きと描かれている。本物の子供以上に本物っぽいというか、魂が入っている感じがする。それは確か。
                 それにしても、何なんだろう、このすっきりしない感じは。庵野秀明さんの「エヴァンゲリオン」の劇場版の影響かな(二人は「ナウシカ」で仕事をした仲)。観る人に何か意味があるんじゃないかと臭わせておいて、実をいうと何もないとかだったりね、これも。
                 次の作品は、どうなることやら。


                追記:「ポニョはこうして生まれた。」観忘れてた!


                追記2:これが暗喩の答え?宮崎駿さんは子供と大人で見えるものが違うように、わざと仕掛けたみたいですね。三島由紀夫さんの短編小説読んでるみたいでした。宮崎駿さん、改めてスゴイ人だなと思いました。面白いです。やられました。
                     
                   「ハムスター速報 2ろぐ 跡地」さんより 崖の上のポニョが神過ぎた件

                     「心を支える心」さんより 崖の上のポニョの解釈(12歳以上向け)


                追記3:宮崎駿さんは、まだこちら側にいる僕らに「しっかり生きてくれよ・・・」
                     という想いを込めたんじゃないか、というのが僕なりの応えです。





                葉風 * 映画 * 23:43 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

                DEATH NOTE デスノート (映画版)

                0
                  評価:
                  ---
                  バップ
                  ¥ 680
                  (2007-03-14)
                  これは凄い。
                  主役二人以外は駄目
                  終わりよければすべて良し

                  評価:
                  大場つぐみ,小畑健,大石哲也
                  バップ
                  ¥ 1,427
                  (2007-03-14)
                  松山ケンイチ
                  なかなか良かった
                  分かっちゃいない

                  評価:
                  大場つぐみ,小畑健,大石哲也
                  バップ
                  ¥ 2,450
                  (2007-03-14)
                  予備知識なしでも楽しい
                  松山ケンイチ
                  評価が高い中悪いけど・・・

                   前編は二年前くらいに見たのですが、最初の辺りでさらっとあらすじを振り返っているので困ることなく観れました。これは原作漫画読んで面白かったと思った人も唸らせる良い出来の映画だと思います。特に最後はアオリの通り「誰も知らない結末へ」となりました。原作者のガモウさんが映画製作に隠れて参加されていたんじゃないかというくらいに、すんなりとまとめましたね。「L」が好きな人は特に必見ですね。
                   Amazonのレビューで最後まで父親に甘えていた「月」と立派な生き様を見せた「L」、そして「L」が最後に語ったときに出た「父親」というキーワードにおいて、二人を息子と見立てると成長しきれなかった息子と成長した息子の対比が浮き彫りになっているという指摘は、まさにその通りだと思いました。
                   鹿賀丈史さんや藤村俊二さんなどのベテラン俳優をそろえながらひと際輝きを放っていた松山ケンイチさん。これからも息の長い俳優人生を歩んでいけると思えるほどの演技っぷりでした。
                   それにしてもミサの監禁シーンは漫画をそのまま再現しちゃったんですね・・・。片瀬那奈さんが悶えるところも・・・。今日もおじさんは頭の中エロイことでいっぱいです。
                   それはさておき、スタッフや俳優さんの意気込みが滲み出てる映画でした。まぁ、漫画の話を4時間くらいにまとめたり、二次元キャラを三次元に起こすことにおいても、いろいろとありますがしょうがないでしょう。
                   この映画、78点付けさせてもらいます。漫画を観てから観ると、何かと面白いかもしれないです。


                  葉風 * 映画 * 15:21 * comments(0) * trackbacks(0) * - -
                  このページの先頭へ