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マブラヴ&オルタネイティヴ

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     何かと話題の『マブラヴ』やってみました。初めからやらないと話がわからない、とのことなので無印からやりました。やったのは18禁版。総クリア時間は想定80時間。ゲームとは名ばかりで、実際には音が出て絵がよく変わる紙芝居といったものです。
     かなり面白かったです。



       『マブラヴ』
     無印のDisk1は幼馴染や学校の仲間とわいわいやっていたら、いきなり財閥の娘が取り巻きを従え男の子に言い寄ってきた!しかも桁外れの世間知らずで桁外れの財力を使って主人公に迫ってくる、主人公を取られまいと幼馴染の女の子も猛烈に攻めてきちゃって板ばさみに!

     EXTRA編[面白かったところ]
    ・榊ルート。主人公が熱血恋愛青春野郎になっていて面白かった。なんかスタッフの人の思い入れが一番強いんじゃないかと思いました。こっちが本編。
    ・綾峰のキャラ。『エヴァ』の綾波をギャグキャラにした感じで良かったです。
    ・鎧衣の空気の読まなさっぷり。
    ・鼻水、落ち葉キャッチ。

       [つまらなかったところ]
    ・セリフが全体的に長い。
    ・漫画とかでよくみるようなお話が多い。
    ・三バカが蛇足。
    ・珠瀬の声が、いかにもそっち系で苦手。

     王道ラブコメと謳っているように、『うる星やつら』から始まった主人公の男が何だか周りの女の子から好かれちゃうようなお話。そのような漫画の数々から、いろいろ要素を取り出し、全体的に音声を飛ばしてもさほど困らないような、取るに足らない内容で鼻からため息加減。アージュはほんわかした日常ものの話が苦手なのかなぁと思いました。全体的に55点。榊ルートは75点。
     しかし、これはあくまで長い序章の一部に過ぎなくここで切るのは早計。


     無印Disk2は・・・内緒。こっから少し面白くなり始める。

     UNLIMITED編[面白かったところ]
    ・少しだけだがサバイバル術を学べるところ。
    ・銃器の扱いや照準法、兵士の心構えなどちょっとした軍隊入門できるところ。
    ・硬派な話しのところ。
    ・人類側の絶望感を煽り立てる世界観とその設定。

        [つまらんかったところ]
    ・セリフが全体的に長い。誰にでもわかるように説明口調になっている。文章術がもっと欲しいところ。

     現代のヘタレな若者が過酷な戦いの世界にやってきたら、という設定は他人事とは思えなく面白かったです。全く運動不足なので、僕もみんなの足を引っ張る方かと。
     冥夜ルートやりました。その堅物な性格がこっちの世界では自然。主人公とは一番対照的な個性の立ったキャラですな。女の子にしては論理的過ぎる言葉が多い気がするけど。
     点数は63点



     『マブラヴ サプリメント』
     無印ファンディスク。EXTRA本編よりは話が面白い。尚、純夏ルート固定。カードゲームなどはまだ未プレイ。62点



      『マブラヴ・オルタネイティヴ』
     無印からの続き。こっからが本当の本編。

        [おもしろかったところ]
    ・強くてニューゲーム。皆より先に進んでるということで少し得意な気持ちに。無印からの主人公の成長っぷりをみて、荒んだこの世界を変えられるんじゃないかというワクワク感。
    ・相変わらずの緻密な世界設定。他のセカイ系では蔑ろにされてる主人公と社会との繋がり、またはその構成がしっかり描かれている。
    ・知的レベルの高い戦略や戦術。製作者側に軍事好きな人がいるのかと思わせる徹底ぶり。
    ・戦術機での戦いが面白い。作戦前はかなりワクワク。
    ・中盤の話。世界を変えてやるぜ!と意気込んでいた主人公及びプレイヤーに対する、奈落の底に叩き込む突き放しっぷり。すごい追い込まれっぷり。そしてそれを超えていこうとする主人公。

       [つまらなかったよというところ]
    ・相変わらずセリフが説明口調で長い。多くの現代日本人はいまいち戦うことへの理解が低いから、丁寧に話しているのかもしれないけど、それにしても長い。短い言葉でわかりやすくして欲しかった。
    ・もう、萌え要素が邪魔。ここまで硬派で燃える内容なのに、これがあるために敷居が高くなってしまっている。もったいない。遠藤正明さんの「carry on」が流れて、基地司令官の演説が重みのある言葉なのに、萌え絵でなんか少し冷めてしまう。
    ・征夷大将軍って・・・(笑)
    ・もっと周りに男を置いて、そいつも絡めた泥臭い人間話がみたかった。萌えモノ全般に言えることだけど。そうなるとあんまり売れないのかもしれないが、視聴者を甘やかしたり媚びてばかりじゃ作品の質は下がってしまうと思う。実際、そういう類いは飽きられてきてる。
    ・最後の方は発売が何度も延期になったように、端折られ感や「そんなに話し込んでていいんかい」とツッコミたくなるようなほころびがちらほら。ゲーム内の時間感覚をもっと厳しくして欲しかった。それまで仲間がフッと死んでいったのに、主要キャラはかっこつけ過ぎで逆になんか冷める。

     いろいろと言いましたが、BETA戦などは実写映画でいうところの『インデペンデンス・デイ』くらいの面白さで「おおぉ〜、続きが気になるぅー。明日も仕事だって言うのにぃ〜」というくらいに睡眠時間が削られていきました。世間の片隅にあるものなのに、もうそこらにある下手な小説や映画、ゲーム、アニメなどを軽くなぎ払ってしまうくらい面白い内容でした。かなりハマりました。
     BETAとの戦いでは95点ですが、総じての点数は88点です。萌え要素を削って友情ものを取り入れ、もっと一般向けにすればアニメなり実写映画なりで大成功すると思うんですが、下手なところがやったら大コケしてしまいそうですな。



       『マブラヴ ALTERED FAIBLE』
     オルタネイティヴのファンディスク。まさかのジャック・○ウアー出演。ドラマ『24』ネタやサバイバルゲームでの校長の一喝には笑いました。点数は63点


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・


    (感想)何と言っても『オルタネイティヴ』が面白かったですね。「JAMproject」を主題歌におくと、「歌は良いけどアニメ本編はそれに負けて喰われてるよね」といったものがありますが、これは「未来への咆哮」というかなり熱い曲とも十分競り合ってました。
     やっていて気づいたのが、『新劇場版ヱヴァンゲリオン・破』に出てくるアスカの新プラグスーツって、『マブラヴ』の戦闘服からキタものじゃないということ。業界も近くて庵野さんが好きそうな軍事関係のネタも盛り沢山だし、「やってみて面白かったよ」という好意的なパロディだったのかなぁと思ってたらこういったブログがありました(ネタバレあり) ↓
     「旧館・物語三昧〜できればより深く物語を楽しむために〜」さんより
     いやぁ〜・・・、すごいですねぇ。ここまで掘り下げて物語を解説できるとは。『君が望む永遠』から『マブラヴ オルタネイティブ』にかけての物語は「エヴァンゲリオンで庵野監督が提示した問題を回答・回収」したという指摘なんて特に秀敏。確かに、『君が望む永遠』では内的心情を綴った物語で、一種の純文学とも言われた「エヴァンゲリオン」に通じるところがあるなぁ、と思いながらやってました。となると、あのパロディは好意だけではなく、ひとつの敬意でもあったのかなぁと思いました。いわば消費者に止まることなく作り手として第一線で活躍する者同士ができる、俳句などにおける返歌みたいなものですかね。『破』で見せたシンジくんの姿も、結婚して落ち着いただけかと思ってましたが、『オルタ』にも関わりがあるのかなぁとも思いました。
     それと、マブラヴの声優さんや主題歌の豪華さは、企画・製作総指揮・脚本などを手がけられたアージュの代表取締役・吉田博彦さんが、元某大手広告代理店社員だったことからくるんですかね。
     もしこの紹介記事で興味をもたれたら、アージュの前作である『君が望む永遠』(水月ルート)から始められることをオススメします。世間の片隅にあるゲームですが、フジテレビ系ドラマ月9枠に十分できるくらいの恋愛ものです。『マブラヴ』とは直接的な話の繋がりはありませんが、続けてやると上で紹介したブログで言っている意味が分かるかと思います。まぁ、優柔不断な主人公にイライラするかもしれませんが。
     『マブラヴ オルタネイティヴ』は基本18禁版をオススメしますが、目ん玉ポロリの出血大サービスが苦手な方は全年齢版をオススメします。多分、怖くて途中から進めなくなるかも。
     改めて、面白かったです。ありがとう、アージュの皆さん!





     以下、いくつか個別























     何回も聞いてたら、こっちも大分気に入りました。





     ネタバレあり。『24』の○ウアーさん出演シーン。


     フジ○レビのと○ダネの音担当者は『ガンダムW』の次は『マブラヴ オルタ』が好きになったようで。
    葉風 * ゲーム * 22:03 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

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